お酒のボトルやシェーカーなどBARにある様々なアイテムを用いて
お客様に楽しんでもらえるようにカクテルを作るバーテンダーのことです。
2020年から2022年2月現在まで、コロナの影響で飲食業・BAR業界は大きなダメージを受けました。
私たちフレアバーテンダーにとっても、コロナ禍で結婚式やパーティーが開催出来ないこともあり、もどかしい毎日でした。
わたしも、3ヶ月分のイベントスケジュールが全て無くなったり、結婚式の1週間前にキャンセルもありました。
そんな中で、人に発表する機会が無くなり、仕事が無くなったので他のアルバイトをする若いバーテンダーもいます。
- コロナ禍になり、活動する場所が無くなり練習を続ける理由がなくなった
- 大会や仕事が無いので、フレアに未来を期待出来ず、練習を辞めてしまう。
- 技術の習得を求める人が少なくなった。
- バーテンダーとして生きることが難しいと感じ、違う職種、違う人生に向かう人が多い。
今回はそんな、未来あるバーテンダーのみなさんへ向けて
悩んだとき・あきらめる前に読んでもらいたい記事です。
ピンチはチャンスかも!!
チャンスの見分け方
私が常に思うのは、業界が大きければ大きいほど、チャンスは少なくなる・厳しい世界。
野球を始めてメジャーリーグのトップで戦うのは相当厳しい
それに比べて飲食業→バーテンダー→さらに業界の小さなフレアバーテンダーは、世間ではまだまだ認知も少ない業界です。
大リーガーになることは難しいけど、フレアの世界のトップになる方が可能性は高いと思います。
フレアバーテンダーは他の業界よりチャンスが多いと思った理由
私が以前読んだ記事で感銘を受けたのは、靴磨き職人のはなし。
業界の人数・認知が少なくても仕事はあるんですか?
トップの靴磨き職人は誰の靴を磨くのか?
それは他業種のトップの人の靴を磨く。
前澤さん、堀江さん、ユニクロの柳井会長など。
仮に自分が会社を立ち上げてアパレル業界でトップ50に入る。
これは相当難しく、
今の道を変えてユニクロの柳井さんとコラボで仕事するという確率
これよりも、フレアバーテンダーとして一緒にコラボするほうが可能性が何倍も高いと知りました。
みんなが辞めれば辞めるほど、諦めれば諦めるほどに
続けた人にチャンスは巡ってくるのかもしれません。
もしかしたら消えてなくなるかもしれない業界なら考えますが
- お酒の文化
- エンターテイメント
この2つは絶対に無くならないし変えがきかないものだから
人に1番なくて良い娯楽・趣味・趣向だからこそ今後も細く長く代えが利かないものとして残ると思ってます。
この世界はまだまだ希望に満ちている。
そう思って毎日ワクワクしながら練習を続けてます。
視野を広げる
同じベクトルで勝負するという意識から視野を広げる
バーテンダーの大会に目を向けている時には気付きませんが、ふと視野を広げてみると、世の中にはBARに行ったことが無い人は沢山います。
ましてや、フレアバーテンダーという言葉も聞いたことが無い人がほとんどです。
20歳以下の人もBARに行ったことがほとんどでしょう。
私自身、結婚式に出演しても
フレアバーテンダーを見たことがある、知っているという人は毎回100人中1人くらいです。
まだまだ知ってもらう・やりたいと思ってもらう・仕事にしたいと思ってもらえる可能性はあるんじゃないか?
そう思えば、これからフレアバーテンディングを広めるチャンス、
好きになってもらえる機会は自分たちの発信次第でいくらでも広がると思います。
今ある世界が全てではなく、これから未来を創るという意識さえ持てれば、世界が広がります。
個性が尖るほど華が広がる
- 自分と好きな分野で好きな人と繋がる
- 自分の好きなアーティストとコラボ出来る
- 自分の好きなブランドと一緒にイベント
違う国に行けばその国のナショナルチャンピオンになれる
もし日本で1番じゃなくても、その他の国に行けば自分が1番上手い
なんて事もあります。
わたしもインドで行われた世界大会に出た時、上位3選手はヨーロッパの有名選手でした。
私は4位でしたが、インドの国内チャンピオンより順位は上位でした。
インドでTOP100の大富豪と他のスポーツや仕事では、出会うのも無理ですが、
フレアバーテンダーとしてなら一緒に仕事をするチャンスがあると感じました。
- 海外で屋上ルーフトップBARを作るから、そこでフレアバーテンダーを育成してほしい。
- リゾート地でフレアバーテンダーを募集している
実際にそんな話しもよく耳にします。
まとめ
フレアバーテンダーは続ける事が難しい世界です。
ですが、さきほども書いたとおり
フレア+バーテンダー
自分に実力をつけながら、しっかりと発信し、自分の世界観と合う人と繋がる。
999人に嫌われても、1人に最高に喜んでもらえる。
そんな1人と出会えたら未来は明るいと思ってます。
どんな厳しい時でも
私は自己投資として自分のレベルアップのチャンスだと思って練習を続けてます。
この記事を読んだひとりでも、フレアや・飲食業・バーテンダーの職業に未来をもち、情熱をもって取り組んでもらえたら嬉しいです。
私も情熱をもって発信を続けます。共に頑張りましょう!
それではまた!
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